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【徳島市編】「売りづらい築古物件」を売却した事例

徳島市における、「売りづらい築古物件」を売却するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

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1.徳島市にお住まいのA様が、「売りづらい古い実家を、最小限の手間で売却した」事例

1.徳島市にお住まいのA様が、「売りづらい古い実家を、最小限の手間で売却した」事例

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島県国府町 種別 土地(更地)
面積 202.33m² 成約価格 610万円
間取り その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

大阪府にお住まいの50代のお客様です。
数年前にお母様が逝去され、ご実家である国府町の一戸建てを相続されました。

その後、徳島の実家に戻られるご予定もないまま、忙しさにかまけて長らく空き家として放置してきました。

解決したいトラブル・課題

課題
利用する予定のない古い実家を、手間かけず手放してしまいたい。

長く放置してきましたが固定資産税の負担もあるため、手放したいとお考えです。
忙しいこともあり、できる限り手間をかけず売却したいと望んでいます。

不動産会社の探し方・選び方

A様は、なるべく現地に行かなくてもよいように、売却手続き全般を任せられる不動産会社を探したいと思い、インターネットで

  • 売却実績が多い
  • 手続き全般を任せられそう

な不動産会社を探し、条件に合った会社に相談することにしました。

A様の「トラブル・課題」の解決方法

売りづらい築古の家を手間なく売却をするには、更地にして売却する方法が代表的です。

【売主側のメリット・デメリット】

メリット ・買い手が自由に土地を活用できるので、一般的に需要が高い
・建物に価値がなくても、解体することで土地を売ることができる
デメリット ・建物の解体に費用が発生する
・更地にすると、住宅用地の特例対象外になり、固定資産税が高くなる
・再建築不可能の物件の場合は、土地が売れにくい

【買主側のメリット・デメリット】

メリット ・土地の自由な利用ができる。
・解体費用を負担する必要がない
デメリット ・建物のない状態では住宅ローンが組めず、土地用のローンは金利が高くなりがち

特に、住宅の需要の高い地域では更地にすると買主が見つかりやすく、早期に売却することが可能です。

3. 「結果」

A様のご実家は、生活に便利な商業施設や病院が立ち並ぶ区域で家族連れに人気があり、更地にしてからほどなくして売却に成功しました。
更地~売却までの手続きを、一貫してサポートさせていただき、A様は「遠方からでも手間なく売却できた」ことに大変喜ばれていらっしゃいました。

2.徳島市にお住まいのD様が、「古い実家を『価値ある古民家』として売却した」事例

2.徳島市にお住まいのD様が、「古い実家を『価値ある古民家』として売却した」事例

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島市二軒屋町 種別 一戸建て
建物面積 80.55m² 土地面積 110.39m²
築年数 70年 成約価格 950万円
間取り 6DK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

D様は徳島市にアパート住まいされている50代のお客様です。
数年前にお父様が逝去され、二軒屋町に「昔ながらの趣が残る」実家の一戸建てを相続されましたが、ご実家に戻られるご予定はありません。

解決したいトラブル・課題

課題
空き家となっているが、本来価値が高いはずの築古の実家を、しっかり処分したい

D様のご実家は近所でも有名な古民家(元商家)で、昔ながらの趣が残り、見る人によっては価値が高いもののはずです。
しかし、維持費用が負担になっているので、価値を理解できる人に家屋ごと売却したいと望んでいます。

不動産会社の探し方・選び方

D様は徳島市で売却に実績のある不動産会社に相談することにしました。
インターネットを検索して見つけた候補の中に

  • 徳島県でトップクラスの売却実績がある
  • なかなか売れない物件も取り扱っている

特徴を持つ不動産会社を見つけ、相談先に選びました。

D様の「トラブル・課題」の解決方法

弊社はD様に、古民家であるご実家を建物もそのままに売るための方法をご説明いたしました。

1.古民家を売るには
1. 建物の「健康診断」にあたる「ホームインスペクション」を受ける

インスペクションとは、「専門的な知見を有する者が、建物の基礎、外壁等の部位毎に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化事象及び不具合事象の状況を目視、計測等により調査するもの。」のことです。
建物の状態の確認を怠ると、契約の内容との齟齬を指摘され、「契約不適合責任」を買主に問われることになりかねません。築古の物件は特に、インスペクションが必要だといえます。

参考:国土交通省改正宅地建物取引業法の施行について

2. 家の中の[残置物]を撤去する

家具や家電など、空き家に残された「残置物」の全撤去は法律で義務付けられていないものの、売るためには事前撤去が望ましいです。
残置物の処分費用や手間は買い手がつかない原因になります。
まだ利用価値のある家財は購入者に確認して譲ることも可能ですが、建物は売り物として快適できれいな状態にしておくことが必要です。

3. 増築や再建築可能な物件であるか調べておく

建築当時は合法的に建てられた建物も、その後の法律の改正や用途地域の変更で違反となってしまう「既存不適格」物件に該当している可能性があります。

「既存不適格物権」はそのまま住み続けるには問題がありませんが、改築や増築に制約があります。
買主が増築や建て替えを行うのに支障がないか、あらかじめ自治体の担当部署に確認をするのが良いでしょう。

2.「結果」

家屋をきれいに清掃し整え、必要な修繕を施し、売り物として魅力的な古民家に生まれ変わったD様のご実家は、半年で無事買い手が見つかりました。

江戸時代、土佐街道沿いに栄えた町人地であった商業地に建つD様のご実家。
購入者は新たに店を開くとのことで、D様は開店を心待ちにされていらっしゃいます。

3. 鳴門市にお住まいのK様が、「相続した徳島市の土地を、駐車場にして活用した事例」

3. 鳴門市にお住まいのK様が、「相続した徳島市の土地を、駐車場にして活用した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島市福島 種別 土地(更地)
面積 130.11m² 査定価格 750万円
間取り その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

鳴門市にお住まいの40代のお客様です。
お父様が逝去され、築古のご実家を相続されました。

解決したいトラブル・課題

課題
相続した土地を売らずに済む、なるべく負担の少ない活用方法があればそれを選びたい。

K様が相続された土地は近くに大型商業施設があり、子育てにも適した地域で特に若い世代に支持されています。
土地の売却も考えたのですが子世代に残したいとの思いもあり、できる限り負担のない形で売らずに済む活用方法があればそれを選択したいと考えています。

相談する不動産屋さんの探し方・選び方

K様は土地の有効活用について相談したいと思い、徳島市で相談できる不動産会社がないかインターネットで調べてみました。

そのなかで、

  • 土地活用の相談ができる
  • 不動産の知識がない人にも丁寧に教えてくれる

といった内容がホームページに書いてある事が決め手となり、相談する会社を決めました。

K様の「トラブル・課題」の解決方法

手間をかけない土地の有効活用法:駐車場経営

土地を有効活用する手段の代表例に、アパート経営と駐車場経営があります。
また特に駐車場経営は手軽に始めることができます。

<駐車場経営のメリット・デメリット>

メリット デメリット
・初期費用や管理費用が賃貸より概して安く、
早く経営を始められ、維持の手間のかからない
・住宅用地の特例がないため、固定資産税や都市計画税が高い
・借主との契約を貸主の意志で解約できる ・賃貸の数十万円/月の収益に比べ、数万円/月と少ない
・建物の建設より、土地の広さや形に左右されない ・手軽に始めることができる分、競合も多くなる
・建物がない分、土地の転用性が高い
また、賃貸より自然災害に対しても強い
・土地の利用効率は、複数階の賃貸より劣る
(立体駐車場を除く)

立地条件は駐車場経営の収益性を大きく左右します。
駐車場の利用率が悪ければ、税金や維持費用が収益を上回ってしまうこともあり、注意が必要です。

一定の需要が見込めるのであれば、安定した収益を得る手段になります。事前に十分な調査をしましょう。

また、駐車場には住宅地に適した「月極駐車場」、駅前や繁華街、オフィス街に適した「コインパーキング」があります。

どちらを選択すべきかについても、まずは立地条件をしっかり見極めることが大切です。

3. 「結果」

K様が相続した土地は、子育てに適した住宅街にあります。

アパート経営は気軽に始められないので、K様はひとまず、月極駐車場で土地の有効活用をすることにしました。

K様は徳島市中心部で再開発が進められているのをご存知でしたが、当地の不動産市況には詳しくありませんでしたので、弊社がご説明差し上げました。

今後、中心部からほど近いK様の駐車場も、住宅需要や土地価格の影響を受けることが予測されます。
その際は、このまま駐車場経営を続けるか、アパート経営を始めるか、または売却するかなど、K様は弊社に再びご相談くださるとのことです。