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【徳島市編】不動産相続における悩みを売却や買取によって解決した事例

徳島市における、「不動産相続における悩みを売却や買取によって解決する」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

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1.大阪府にお住まいのZ様が、「相続土地国庫帰属制度が活用できなかった空き家を買取してもらった事例」

1.大阪府にお住まいのZ様が、「相続土地国庫帰属制度が活用できなかった空き家を買取してもらった事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島市八万町橋本 種別 戸建て
建物面積 66.23m² 土地面積 97.69m²
築年数 51年 成約価格 270万円
間取り 4DK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

Z様は、大阪府にお住いの60代のお客様です。
この度、お父様が亡くなられ、実家を相続することになりました。Z様は大阪府にお住まいで、手放したかったため、新聞で読んで知っていた「相続土地国庫帰属制度」を活用して、国に返そうとしましたが、申請自体認められませんでした。

解決したいトラブル・課題

課題
国に返せなかった実家を処分したい

不動産会社の探し方・選び方

Z様は地元の不動産会社であれば、他にいい処分方法を知っている可能性があると考え、相談してみようと考えました。

インターネットで徳島市の不動産会社を検索していると

  • 徳島市の不動産会社口コミ人気No.1
  • 不動産相続に関しての専門サイトがある

会社が気になり、相談する事にしました。

Z様の「トラブル・課題」の解決方法

Z様は相続した実家を国に返す審査に通らなかったとおっしゃっていたため、まずは相続土地国庫帰属制度について詳しく説明しました。

1. 相続土地国庫帰属制度

2023年4月27日にスタートした相続土地国庫帰属制度とは、相続によって土地の所有権を取得した相続人が、一定の要件を満たした場合に、土地を国に返せる制度です。

【申請自体認められない土地】

  • 建物がある土地
  • 担保に入っている、貸している土地
  • 通路、水道用地、用悪水路、ため池などとして使用されている土地
  • 土壌汚染されている土地
  • 境界が明らかでない土地、所有権や範囲などについて争いがある土地

【申請しても不承認となる土地】

  • 勾配30度以上・高さ5メートル以上の崖がある土地で、通常の管理を行うにあたり、過分の費用・労力が必要な土地
  • 土地の通常の管理・処分を阻害する工作物、車両、樹木そのほかの有体物が地上に存在する土地
  • 除去しなければ土地の通常の管理・処分をすることができない有体物が地下に存在する土地
  • 公道へ通じない、崖があって公道と著しい高低差がある土地
  • 隣接所有者等によって通行が現に妨害されている土地
  • 通常の管理又は処分をするに当たり過分の費用又は労力を要する土地(土砂崩れなどの災害の恐れがある土地、動物が生息する土地、森林として利用されている土地で造林や間伐の必要がある土地など)

また、相続土地国庫帰属法を利用する場合には、以下のような費用がかかります。

審査手数料 14,000円(収入印紙を貼付して納付)
負担金(10年分の管理費用) ・宅地・田畑・その他 面積に関わらず20万
・森林 面積に応じて算定
建物の解体費用 ・木造 3~5万円/坪
・鉄骨造 5~7万円/坪
・鉄筋コンクリート造 6~8万円/坪

つまり、相続土地国庫帰属制度を利用する場合は、建物を解体する必要があり、負担金も必要となるため、かなりの費用がかかることになります。

参照元:法務省|相続土地国庫帰属制度について

参照元:法務省|相続土地国庫帰属制度の負担金

2.「結果」

Z様のご実家は、県道439号にアクセスしやすく、スーパー、コンビニにも近く、十分需要が見込める立地でしたので買主が見つかる可能性が高いとお伝えしましたが、手間も費用もかけずに手放したいとの事で買取させていただく事になりました。

2.徳島市にお住まいのB様が、「徳島市にある実家の戸建てを相続し、はじめて不動産売却した事例」

2.徳島市にお住まいのB様が、「徳島市にある実家の戸建てを相続し、はじめて不動産売却した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島市春日 種別 戸建て
建物面積 105.58m² 土地面積 147.56m²
築年数 36年 成約価格 810万円
間取り 4DK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

B様は徳島市にお住まいの50代のお客様です。
お母様が亡くなられて、ご実家の一戸建てを相続することになりました。
B様は徳島市内の持ち家でご自身の家族と暮らされていらっしゃり、相続した実家は必要ないので処分したいとお考えです。

解決したいトラブル・課題

課題
不動売却は初めてだが、自分で相場を調べたら売れそうだったので、売却を依頼したい

B様は、不動産に詳しくないため、知人に助言を求めたところ、自分でも売却できるか調べられることがわかりました。
売却相場の調べ方を教わり、実際に調べてみると売れそうだったため、実家の売却を依頼したいと考えています。

不動産会社の探し方・選び方

B様は実家が売れそうなことがわかったため、徳島市で高く売却してくれそうな不動産会社をインターネットで検索しました。

  • 徳島市の不動産会社で、顧客満足度で1位を獲得している
  • 県内トップクラスの売却実績がある

会社が目に留まり、売却を依頼する決め手になりました。

B様の「トラブル・課題」の解決方法

B様はお知り合いから、成約事例がある物件の中で、売却予定の実家と似た物件がないか探してみたらと教わり、実際に調べたところ、同じ地域で似ている戸建ての成約事例が見つかり、売れそうだと判断されたとのことでした。

B様は知人から教えてもらったそうですが、実際に相続した物件が売れそうかどうかは以下のような方法で調べることが可能です。

1.相続した不動産の売却相場を自分で調べる方法

【インターネットで調べる】

「レインズマーケットインフォメーション」や「不動産情報ライブラリ(旧土地情報システム)」では、過去の成約事例を見ることが可能です。

レインズマーケットインフォメーションは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているサイトで、不動産情報ライブラリは国土交通省が運営しているサイトになります。

実際の不動産会社も使用している成約事例の一部が見られるため、信ぴょう性は高いものといえるでしょう。

参照元:不動産流通機構|不動産取引情報提供サイト

参照元:国土交通省|不動産情報ライブラリ

また、不動産ポータルサイトでは、現在販売中の物件情報が見られるため、相続した不動産に似た物件があれば、物件価格の確認が可能です。
しかし、あくまで販売価格になるため、実際の成約価格とは異なることがあるため注意しましょう。

2.「結果」

弊社が提示した査定額はB様が見られた成約事例の価格に近かったため、すぐに媒介契約を締結していただけました。

売却活動をはじめて、約5ヶ月で購入希望者が見つかり、無事売却できました。

3.東京都にお住まいのW様が、「税金滞納で差し押さえられた相続不動産を売却した事例」

3.東京都にお住まいのW様が、「税金滞納で差し押さえられた相続不動産を売却した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要
所在地 徳島市八万町 種別 マンション
専有建物面積 80.23m² 築年数 29年
成約価格 1,090万円 間取り 4LDK
バルコニー 14.00m²
相談にいらしたお客様のプロフィール

W様は、東京都にお住まいの30代のお客様です。
この度、若くしてお父様が亡くなられて、他に相続人がいないため、一人でご実家のマンションを相続することになりました。
しかし、お父様は税金を滞納しており、相続予定のマンションが差し押さえられていることが発覚しました。
W様はマンションを売却して、現金化するつもりでしたが、どうしたらいいか教えて欲しいと考えています。

解決したいトラブル・課題

課題
税金滞納によって差し押さえられているマンションを売却したい

お父様は昨年から体調を崩しており、入院されていましたが、税金を滞納していることについてW様は知りませんでした。
W様は仕事が忙しく数年間帰省しておらず、病院に1度お見舞いに行きましたが、税金滞納の話は聞いていなかったのです。
120万円ほどの税金を滞納しており、すでに差し押さえられているため、マンションの売却自体できるか不安に感じています。

不動産会社の
探し方・選び方

W様は不動産や相続、税金について詳しくなかったため、相談できる不動産会社を地元の徳島市で探すことにしました。

インターネットでいくつかの不動産会社のホームページを見て、

  • オンラインで相談できる
  • 相続についても相談できる
  • 徳島市の不動産会社における顧客満足度No.1を獲得している

会社を見つけ、オンラインで相談しました。

W様の「トラブル・課題」の解決方法

税金を滞納されているため、お父様に他の借金がないかW様に調べていただくと、銀行や消費者金融など他の借金はないことがわかりました。
差し押さえされているマンションは、競売予定日までに税金を納めれば差し押さえを解除してもらえます。

1. 滞納している税金も相続される

マンションなどの不動産を相続する場合は、預金や株などのプラスの財産に加え、借金や滞納している税金などのマイナス資産も引き継ぐことになります。

参照元:国税庁|相続等があった場合の滞納処分の効力

つまり、W様のケースではマンションを相続する場合は、滞納している120万円の税金を支払う必要があるのです。

2. 差押えの効力

税金においても電話や書面などで何回催促しても納税しない場合は、住宅ローンを滞納した時と同様に、自宅などの不動産を差し押さえられることになります。

なお、差し押さえられている場合でも、相続登記における不動産の名義変更は可能ですが、売却することはできません。

一旦差し押さえられると、何があっても差し押さえが優先されるのです。

W様のケースでは相続登記をして名義変更していても税金を支払わない限り、競売にかけられることになります。

3.「結果」

弊社が紹介した司法書士がサポートし相続手続きと未納金の支払いを終えた後、マンションの売却活動をはじめました。

築29年で4LDK、駅も徒歩圏内という比較的条件の良い物件だったため、無事3ヶ月で売却が完了し、W様に喜んでいただけました。