徳島市の不動産市場や売却のタイミングをわかりやすく解説
不動産売却のタイミングはいつがいいの?──そんな皆様の疑問にお答えします。まずは"徳島市の市況" を把握する事が先決となるので、徳島市の市況を解説します。なお、徳島市で不動産売却をご検討中なら「あおの不動産」にご相談・ご依頼ください。
徳島市の市況
地元にお住まいの方なら、徳島市内の不動産価格が長らく下落傾向にあることはきっとご存じでしょう。もちろん、これは県全域でも同じですが、とくに市内における宅地価格(公示価格)は、1992年(平成4年)をピークに下がり続けており、2024年(令和6年)にはピーク時の「約70%減(10分の3)」となりました。 こうした傾向は今後も変わらないと考えられます。理由は人口減少。少子高齢化により家を建てる若い層が少数派になっています。金利が下がっているのに着工件数が増えないのはこうした根本的な原因があるからだと言えるでしょう。
徳島市人口と空き家率
徳島市の人口は平成7年以降減少が続いており、平成20年には265,284人だったものが令和7年では244,546人です。一方、高齢者のみの世帯は、高齢単身、高齢夫婦のみ世帯ともに、昭和60 年以降増加しています。このように住み継ぐ人が限られる高齢者のみ世帯の住宅は、その多くが空き家化しており、この傾向は今後ますます加速することでしょう。
徳島市における平成30年の空き家数は24,270戸(総住宅数142,650戸)であり、空き家率は「17.0%」でした。また、徳島県全体の空き家率は、平成30年の19.5%から令和5年には21.2%に増加し、令和5年現在、都道府県別空き家率で「全国ワースト1位」となっています。
売却のタイミング
不動産をより高値で手放すならいつ売るべきなのか。誰もが気になるのはやはり売却のタイミングでしょう。ここでは、相場や税制との関連で、この売り時をどう見極めていくべきかについてわかりやすく解説します。
相場の動き
不動産相場を注視して、できるだけ高値を付けたら売るのが鉄則です。とはいえ、こうした変化を捉えるのは、その道のプロでも簡単ではありません。とくに不動産相場は金融市場などと異なり、細かく上げ下げを繰り返しながら全体として大きな変化を続けるからです。ただ、徳島市内の不動産市場については「あおの不動産」ならベストタイミングを狙うことができます。
季節
不動産売却に賃貸市場のような繁忙期はありません。とくに徳島市内では年間を通じて平均的に売買されています。ただ、地価などが年々下がってきていることを考えると、1日でも早く売却を検討すべきです。
今後売りづらくなる可能性も!?
人口減少や少子高齢化は、同時に家を建てる世代の減少と空き家の増加を意味しています。平成7年以降、人口減少が続いている徳島市では、こうした傾向は今後も続くでしょう。もちろん、県でも様々な施策を打ち出していますが、人口減少の有効な解決策となるかは不透明です。いずれにせよ、不動産売却を検討するなら早いに越したことはありません。