ローン返済が難しい
競売リスクを回避するために
会社倒産やリストラその他の要因で収入が激減し、住宅ローンの返済が苦しくなった。しかも今後、この苦境を打開するのは難しい──こうした事情を抱えお悩みの方は少なくないことでしょう。でも、ご安心ください。残債のある物件でも「任意売却」という手法を使えば、売却し、現金化することが可能です。詳しくは、徳島市の「あおの不動産」にご相談ください。
任意売却について
通常、住宅ローンに残債がある状態では、たとえ自宅でも勝手に売却することはできません。なぜなら、多くの場合、金融機関によって抵当権が設定されているからです。つまり、月々の返済に困ったからといって、その自宅を売却することも、そうやって得た現金を返済に充てることもできないということに。
これでは、まさに八方塞がりです。しかし、任意売却という手法を使うと、不動産会社が間を取り持つことで抵当権を持つ金融機関と協議ができ、売却への道が開けます。この手法を使うと返済途中の物件でも市場相場と変わらない価格で売却でき、そうやって得た現金を返済に充てることが可能になります。


◎こんな方にこそ任意売却をおすすめします
・状況が悪く、収入を回復する見通しが立たない
・まだ購入したばかりで住宅ローンの大半が残っている
・住宅ローンの滞納が続いており、競売リスクが心配

競売との違い
もし、任意売却を選択せずそのまま滞納を続けていると、待っているのは「競売」という最悪のシナリオです。ここでは、任意売却と競売という二つの選択がどのような結果をもたらすのか具体的に見ていきましょう。

競売 | 比較 | 任意売却 |
---|---|---|
市場価格よりも3~5割安い設定(最低売却価格) 実際には、市場価格の8割程度で落札される 残債を減らすには至らない |
売却額は? | 一般の不動産と変わらない相場(市場価格)で売却される 残債を減らせる可能性は競売より大きい(ローン完済もあり得る) |
残債の返済方法について交渉できない 競売後も従来通り返済し続けなければならない |
残債について 返済方法の交渉は可能か? |
債権者=金融機関との協議の上、残債の返済方法について交渉が可能 債務者にとって無理のない返済方法が可能で、生活再建のめどが立てやすい |
裁判の競売執行官が調査のために自宅を訪問したり、写真を撮ったりすれば近所の人に知られる 競売物件となると新聞や公告に情報が掲載されてしまう |
近隣に知られないか? | 通常の不動産売買と同様に秘密厳守で行われるので心配ない |
売却代金は全額、債権者への返済に充てられるため、引っ越し費用の交渉はできない | 引っ越し費用は捻出できるか? | 債権者との協議により、売却代金から引っ越し費用、当座の生活費などを残せることがある |
家は失うのに、ローンだけが残るため今後生活に見通しが立たない | 生活再建は可能か? | 債権者との協議・交渉次第で生活再建のための資金を残すことができる |
任意売却のケース事例
任意売却のケースを2例ご紹介します。どちらの方も厳しい状況を打開し、無事に生活再建を果たされました。
CASE1:会社の倒産で住宅ローンが支払えなくなった
勤務先の会社が倒産し、住宅のローンの支払いが困難になったというS様。悩まれた末に「あおの不動産」に任意売却を相談なさったそうです。債権者は地元の信用金庫でこれまでも任意売却の件で交渉経験があったので、売却まで問題なく進みました。売却金で残債の多くを返済することができたS様は今、再就職先で安定した収入を得ていらっしゃるそうです。
CASE2:離婚して家を出た元夫が支払う約束の住宅ローンが滞納状態に
離婚したご夫婦のうち奥様とそのお子様がマンションに住み続け、家を出た元夫のAさんが住宅ローンを支払うことになっていましたが返済不能に陥ってしまったというケース。任意売却によって幸運にも全額返済ができ、しかも奥様とお子様は同マンションの賃貸物件に引っ越すことができました。もう少し遅ければ、競売になり強制立ち退きに遭っていたところです。