不動産売却の背景
今回の事例では、C様が相続した実家の売却を決断されました。C様は徳島市内に住んでいましたが、ご両親が亡くなられた後、空き家となった実家の管理に困っていらっしゃいました。当初、他社で売却活動を開始されましたが、売り出し価格が市場相場より高めに設定されていたため、半年以上経っても買い手が見つからない状態でした。当社では、C様の状況を丁寧にヒアリングし、市場動向を踏まえた適正価格への見直しと効果的な販売戦略により、短期間での売却成功をお手伝いすることができました。
このように、不動産売却において価格設定は最も重要な要素の一つです。C様は、売却活動が長期化する中で当社にご相談いただき、適正価格での再スタートにより、スムーズな売却を実現されました。
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
| 項目 | 内容 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 物件種別 | 一戸建て | 所在地 | 徳島市八万町 |
| 築年数 | 32年 | 建物面積 | 118.52m² |
| 土地面積 | 198.36m² | 間取り | 4LDK |
| 売却価格 | 1,480万円 | 売却時期 | 2024年9月 |
| 売却期間 | 当社への相談から約5週間で売却完了 | その他 | 駐車場2台分、前面道路幅員6m |
相談にいらした お客様のプロフィール
今回、あおの不動産にご相談いただいたのは、徳島市内にお住まいの50代前半の会社員、C様です。C様は地元の建設会社で営業職として勤務されており、ご自身のマンションにご家族と暮らしていらっしゃいました。
C様のご実家は、2年前にお父様が亡くなられた際に相続されたものです。お母様は既に他界されており、C様が一人っ子だったため、実家は全てC様が相続されました。相続後、C様は月に1〜2回実家に通い、換気や庭の手入れなどの管理を続けていらっしゃいましたが、仕事の忙しさもあり、管理の負担が重くのしかかっていました。
特に困っていたのは、空き家の維持費用でした。固定資産税、火災保険、庭の手入れ費用など、年間で約40万円以上の出費があり、将来的に建物の老朽化が進めばさらに費用がかさむことが予想されました。「このまま持ち続けても出費が増えるだけ。早めに売却して整理したい」とC様は決断されました。
1年前に地元の不動産会社に依頼して売却活動を開始しましたが、当初の売り出し価格1,980万円では全く反応がなく、半年経っても内覧希望すら入らない状況でした。
C様の 不動産会社の探し方・選び方
C様は、売却活動が長期化する中で、このまま同じ会社に任せ続けてよいのか不安を感じるようになりました。インターネットで「徳島市 不動産売却 長期化」「空き家 売れない 対策」といったキーワードで検索され、売却が停滞している物件の対処法について情報収集されました。
C様が特に重視された点は、以下の3点です。
- 市場動向を踏まえた適正な価格査定ができること
- 売却が長期化している原因を分析し、具体的な改善策を提示してくれること
- 地域の不動産事情に精通していること
あおの不動産のホームページで「売却が停滞している物件の再販売サポート実績」を確認されたC様は、セカンドオピニオンとしてご相談をされました。担当者がC様の状況を丁寧にお聞きし、「現在の価格設定が市場相場と乖離している可能性があります」と率直にお伝えしたところ、「正直に言ってもらえて信頼できる」と感じられ、改めて査定をご依頼いただきました。
C様の 解決したいトラブル・課題
C様が抱えていた課題は、以下の3点です。
- 半年以上売れない状態が続き、いつ売却できるか見通しが立たない不安
- 空き家の維持管理にかかる費用と労力の負担
- 建物の老朽化が進む前に売却を完了させたいという焦り
最も大きな課題は、売却活動を開始してから半年以上経過しても、内覧希望すら入らない状況でした。当初依頼した不動産会社からは「もう少し待ちましょう」という回答しかなく、具体的な改善策が見えないまま時間だけが過ぎていました。このままでは、さらに1年、2年と売却活動が長期化する可能性もあり、C様は強い不安を感じていらっしゃいました。
また、空き家を維持するための費用と労力も大きな負担でした。月に1〜2回、実家まで車で30分かけて通い、換気や清掃、庭の草むしりを行っていましたが、仕事との両立は容易ではありませんでした。夏場は草が伸びるスピードも早く、近隣への配慮からも手を抜くことができませんでした。
加えて、築32年という建物の老朽化も気になっていました。屋根や外壁の傷みが目立ち始めており、このまま売れない状態が続けば、修繕費用がかさむか、建物の価値がさらに下がってしまう恐れがありました。「できるだけ早く、適正な価格で売却したい」というのがC様の切実な願いでした。
C様の「トラブル・課題」の解決方法
あおの不動産では、C様が抱える課題を解決するために、以下のステップで売却活動をサポートしました。
- ポイント1売却停滞の原因分析と市場調査
-
まず、なぜ半年以上売れなかったのか、その原因を徹底的に分析しました。周辺エリアの成約事例、現在売り出し中の競合物件、購入希望者の動向などを詳細に調査したところ、当初の売り出し価格1,980万円は、市場相場より約400〜500万円高い設定であることが判明しました。
同エリアで過去1年間に成約した類似物件の価格帯は1,300万円〜1,600万円であり、C様の物件も土地の広さや立地条件を考慮すると、1,450万円〜1,550万円が適正価格であることをデータに基づいてご説明しました。C様も「具体的な数字を見せてもらって、なぜ売れなかったのか納得できました」とおっしゃっていました。
- ポイント2適正価格への見直しと価格戦略の策定
-
調査結果を踏まえ、売り出し価格を1,550万円に見直すことをご提案しました。この価格設定には戦略的な意図がありました。市場相場の上限に近い価格で設定することで、値引き交渉の余地を残しつつ、購入検討者の目に留まりやすい価格帯に収めることができます。
C様は当初、「せっかく相続した実家なので、少しでも高く売りたい」というお気持ちがありましたが、長期化のリスクと適正価格での早期売却のメリットを丁寧にご説明しました。売却が長期化すればその間の維持費用がかさみ、建物の価値も下がる可能性があること、また市場では「長期間売れ残っている物件」というマイナスイメージがつきやすいことをお伝えし、ご理解いただきました。
- ポイント3物件の魅力を引き出す販売資料の刷新
-
価格の見直しと同時に、販売資料も全面的に刷新しました。以前の資料は物件の基本情報のみでしたが、新たに周辺環境の魅力(スーパー、病院、学校へのアクセス)、土地の広さを活かした活用提案(建て替え、リノベーション)、前面道路の広さによる車の出し入れのしやすさなど、購入者にとってのメリットを具体的に盛り込みました。
また、物件写真も撮り直しました。室内は清掃を行い、カーテンを開けて自然光を取り入れた明るい写真に変更。外観も庭を整え、建物の良さが伝わる角度から撮影しました。これにより、ポータルサイトでの印象が大きく向上しました。
- ポイント4ターゲットを明確にした販売活動
-
築32年という築年数を考慮し、ターゲットを「土地重視の購入者」と「リノベーション前提の購入者」の2つに絞りました。土地面積約200㎡、前面道路幅員6mという条件は、建て替えを検討している方にとって大きな魅力です。また、建物の基本構造がしっかりしていることをアピールし、リノベーションで理想の住まいを実現したい方にも訴求しました。
販売開始から約2週間で3件の内覧希望が入り、そのうち2組が強い購入意向を示されました。以前の半年間で内覧希望がゼロだったことを考えると、適正価格設定と販売戦略の見直しが効果を発揮したことは明らかでした。
- ポイント5複数の購入希望者との交渉と最終契約
-
購入希望者2組のうち、1組は30代のご夫婦で建て替えを前提に土地を探しておられました。もう1組は40代のご夫婦で、リノベーションして住むことを検討されていました。両者とも強い購入意向を示されたため、C様にとって最も良い条件を引き出すべく、慎重に交渉を進めました。
最終的に、リノベーションを検討されていた40代のご夫婦が1,480万円で購入を決断されました。この方々は「建物の骨格がしっかりしているので、内装を自分たち好みに変えれば理想の住まいになる」と物件を高く評価してくださいました。C様も「実家を大切にしてくれる方に引き継いでもらえて嬉しい」と安堵されていました。
結果・その後について
C様の戸建て住宅は、当社への相談から約5週間で売却が完了しました。当初の売り出し価格1,980万円から適正価格1,550万円に見直し、最終的に1,480万円での成約となりました。
半年以上売れなかった物件が、価格と販売戦略の見直しにより、わずか5週間で売却できたことにC様は大変驚かれていました。「最初から適正価格で出していれば、もっと早く売れていたかもしれません。でも、あの経験があったからこそ、価格設定の重要性を理解できました」とC様は振り返られています。
売却代金1,480万円から諸費用を差し引いた約1,380万円は、C様の老後資金として運用されることになりました。また、空き家の維持管理から解放されたことで、週末を家族との時間に充てられるようになったとのことです。
C様は「毎月の実家通いがなくなり、精神的にも楽になりました。固定資産税や維持費の心配もなくなり、本当にすっきりしました」と話されています。
売却完了から3ヶ月後にお会いした際、C様は「あのまま高い価格で売り続けていたら、今でも売れていなかったかもしれません。適正価格の重要性を教えていただき、本当に感謝しています」とおっしゃっていました。
購入された40代のご夫婦は、現在リノベーション工事を進めており、来春には新しい生活をスタートされる予定です。C様のご実家が、新しい家族の手によって生まれ変わろうとしています。
売主様の声・感想
あおの不動産さんには、行き詰まっていた売却活動を立て直していただき、本当に感謝しています。半年以上売れなかった物件が、わずか5週間で売却できたことに驚いています。
最初に他社で査定を受けた際、「このくらいで売れますよ」と言われた価格を信じて売り出しましたが、全く反応がありませんでした。今思えば、相場より高い価格設定だったのですが、当時は「もう少し待てば売れるかも」と期待してしまい、時間だけが過ぎていきました。
あおの不動産さんに相談した際、具体的なデータを示しながら「この価格では売れない理由」を説明していただき、初めて現実を理解することができました。正直なアドバイスをいただけたことで、価格を見直す決断ができました。
価格を下げることには抵抗もありましたが、売却が長期化するリスクと維持費用の負担を考えると、適正価格で早く売却することがベストだと納得できました。結果的に、5週間で売却が完了し、空き家の管理からも解放されました。
不動産売却で悩んでいる方、特に売却活動が長期化している方には、セカンドオピニオンとして他の不動産会社に相談することをお勧めします。あおの不動産さんなら、データに基づいた適正な価格査定と、効果的な販売戦略を提案していただけると思います。
担当者より
C様のケースは、不動産売却において価格設定がいかに重要であるかを示す典型的な事例でした。相場より高い価格設定は、結果的に売却期間の長期化を招き、売主様の負担を増やすことになります。
初回のご相談では、C様が半年以上売れない状況に疲弊されていることが伝わってきました。そこで、まずは「なぜ売れないのか」の原因を明確にすることから始めました。周辺の成約事例や競合物件の状況を詳細に分析し、客観的なデータに基づいて現状をご説明したところ、C様も納得してくださいました。
価格の見直しは、売主様にとって心理的に難しい決断です。「もう少し高く売れるのではないか」という期待は、誰しもお持ちになるものです。しかし、市場は正直であり、相場から乖離した価格では購入検討者の目に留まることすらありません。C様には、長期化のリスクと早期売却のメリットを丁寧にご説明し、ご理解いただいた上で価格見直しを決断していただきました。
適正価格に見直した結果、販売開始からわずか2週間で複数の内覧希望が入り、5週間で成約に至りました。この結果が、価格設定の重要性を何よりも雄弁に物語っています。
あおの不動産では、市場動向を踏まえた適正な価格査定と、効果的な販売戦略により、スムーズな不動産売却をサポートしております。売却活動が長期化している方、これから売却を検討される方は、ぜひ一度ご相談ください。客観的なデータに基づいた適正価格をご提示し、早期売却の実現をお手伝いいたします。